【家電】アイリスオーヤマに迫る!問屋に支払うマージンカット!拡大するネット通販対応◎

ガジェット

「アイリスオーヤマ」って何ものなの?

家電を探していると、たまに目にするアイリスオーヤマ製品。「え?家電といえば、SONYや東芝、日立でしょう」と思っていましたが、調べてみると、そうでもないようです。この企業についてよくわからない方も多いと思うので、アイリスオーヤマの正体をまとめてみました。

 

 

 

 

本社は、宮城県仙台市


創業は、1958年、大山ブロー工業所として東大阪の地で誕生しました。初めは、プラスチックの下請け工場だったようです。その後。1971年に株式会社化し、翌年の1972年に仙台工場(現大河原工場)が竣工されます。ここが、このあとの主力工場となり、1988年には初の海外拠点のとなるIRIS KOREA CO.,LTD.を設立、そして1989年に本社が仙台市に移転しました。

その後も拡大を続け、1990年には鳥栖工場、1992年にはIRIS USA,Inc.、1994年には北海道工場、1996年には大連アイリスオーヤマ工貿有限公司と、次々と国内外へ展開していきました。その後、リーマンショックを乗り越え、近年でも事業拡大に向けた設備投資を行っています。

2019年 1月 蘇州工場 拡張
  3月 仁川工場 竣工
  6月 フランス工場 竣工
    株式会社アイリスプロダクト 設立
  10月 IRIS OHYAMA TAIWAN CO.,LTD.設立

 

何を作って、ぶっちゃけ売れてるのか?

2020年12月期のグループ全体の売上高が、前期比40%増7千億円になる見通しです。加えて、すぐに景気に左右される新卒採用についても、2021年度採用枠を過去最多の640名を予定しいるとのこと(リリース)。このコロナ禍において、前期比40%増は恐るべし!何がそんなに売れているのか…?

2019年12月期の決算をみると、「家電事業」が主力で全体の売上高の59%を占めた。LED照明を中心商品とし、ドラム式洗濯機と4K放送対応液晶テレビにも本格参入したことで売り上げを伸ばしている。

ちなみに、「BCNランキング」の2020年上半期(1~6月)の集計データでは、あのパナソニックを差し置いてシェアNo.1を獲得しています。

https://www.bcnretail.com/market/detail/20200813_186082.html

 

日々の企業努力によって、年々業績を伸ばしているのは本当だった。

売上推移 https://www.irisohyama.co.jp/company/results

 

価格は安め、でも悪かろう?


アイリスオーヤマ製品は、他の家電製品と比べて価格が安いです。その秘密は、「メーカー」「問屋機能」を併せ持つ企業形態にありました。って、そんなこと言われてもどういうことだい。。。

消費者までの一般的なルートは、「メーカー」→「問屋」→「小売店」→「消費者」といった感じです。しかし、アイリスオーヤマは、メーカーと問屋機能を併せ持つことにより、問屋に支払うマージンをカットし、その分、商品価格を安くできているのです。また、問屋を介さないことで、開発から販売までをスピーディーに行っています。

さらにですよ、小売店の情報がダイレクトに返ってくることによって、商品開発に活かせるというシステムを構築しているのです。

 

なんと素晴らしいエコシステムでしょう。

アイリスオーヤマの強み https://www.irisohyama.co.jp/company/specialty/

 

 

<時代の変化>への対応力の高さ


東日本大震災後の2012年、リストラされた電機メーカー社員を積極採用

大手の家電メーカーは、海外の低価格製品に打ち勝つことができず、次々と不採算事業のリストラに踏み切った。そこに目をつけたのが、アイリスオーヤマだ。経験がある大手家電メーカー出身の優秀なベテランエンジニアを積極的に採用した。そして、少数精鋭で家電製品の開発を進めていった。このようなエンジニアが、コストを徹底的に意識して消費者目線で開発したの製品が「なるほど家電」だ。

たくさんの便利な機能を付けたり、高機能化するのではなく、ちょっとした工夫を搭載した「こういうのが欲しかった!」というところを狙った商品です。

参考ページ

リストラ技術者を大量採用し大成功。アイリスオーヤマ変貌の秘密 - まぐまぐニュース!
今や、どの家庭にも一つはある透明収納ケースやHGチェスト。これらを開発して大ヒットさせたのが、日本を代表する日用品メーカー「アイリスオーヤマ」です。そんな同社が最近になって力を入れているのが格安で便利な「家電」であること…

 

2020年コロナ禍でも雇用を死守、マスクの国内生産開始へ

2020年6月から、宮城県角田市の工場で月6000万枚のマスクの生産を開始しました。その後も、設備投資を続け順次拡大し、国内で1億枚以上を供給しています。時代の変化に柔軟に対応することは簡単なことではありません。

過去のやり方を踏襲したほうがラクに決まっています。ですがそれに意識を固定せずに、新たな事業分野に裾野を広げて向かっていく姿勢は、個人的には尊敬します。そしてなにより、供給が逼迫していたなかでマスク生産に取り組んでいただいて感謝です。

参考ページ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200415/k10012388961000.html

https://www.goo.ne.jp/green/column/bizjournal-bj-157813.html

 

販売はネット通販も活用


小売店での販売のみならず、ネットでの販売も行っています。

外出自粛や在宅勤務が広がり、家電や家具の販売が好調に推移していて、特に調理家電や仕事用チェアの需要が高まり、ネット通販事業の売り上げは前年比2倍の伸びをみせているようです。さまざまな商品を取り揃えた「アイリスプラザ」のページでご確認ください。

 

アイリスプラザインターネットショッピング

 

参考ページ

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62281870U0A800C2916M00

 

まとめ

  • 正体は、国内老舗メーカー
  • 元大手電機メーカーの優秀エンジニアが開発
  • コストカット、そして問屋を介さず、安さを実現
  • デザインはもう少し頑張ってほしい(希望!)

いまいち、正体がわかっていなかった「アイリスオーヤマ」について書いてきました。

これから景気がどうなるかわかりませんが、賃金低下やボーナスカットなどが見込まれるこのご時世に、低価格最低限嬉しい機能が付いている製品がもしかしたらちょうどいいのかもしれません。

事実、私自身、室内の照明💡サーキュレータ💨を購入してお世話になっています。

ほかにも、NURO光の開通までの長かった道のり記事なんかも書いてるので良かったらぜひ。

以上です。ぜひとも参考にしてみください!!

さいごまでご覧いただきありがとうございました。